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2020年4月コラム:本物のCFO=名参謀の必要性

1.歴史が物語る名参謀の必要性

 

 我が国経済を取り巻く現状は、IT技術の飛躍的な進歩の一方で、新型コロナウイルスの蔓延に伴う世界的な経済低迷、ビジネスモデルのライフサイクルの短期化など、1年後の見込さえ見通しがつかない様相を呈しています。

しかし世界大戦や致命的な疫病、世界恐慌は有史の中で過去起こっており、その中で正確な情報を収集し、環境分析を適切におこなって変化に機敏に対応し、生き残ってきた人物や企業もまた存在しました。

すなわちどのような環境においても成長している人物または企業とは、適者生存してきたということに尽きるのではないでしょうか?

変化に機敏に反応し、成長してきた事例としては歴史上の登場人物にその答えを求めることが出来ます。

戦国時代、豊臣秀吉は己の才覚と人心掌握術で全国統一を成し遂げましたが、この陰には金庫番と報道官を担った豊臣秀長という優秀な実弟と竹中半兵衛・黒田官兵衛の軍師が支えていたからこそ、組織のリーダーとして辣腕をふるえていたということが明確であり、とりわけ豊臣秀長が若くしてこの世を去ったことが、豊臣政権が長期政権とならなかった原因とさえ謂われております。

また江戸幕府の礎を築いた徳川家康は、政権を支える家臣団に親族・血縁者ではなく本多正信、大久保忠隣といった優秀かつ忠義な人物を厚く登用し、以降の将軍においても同様なスタンスでこのような人物を老中などの重臣に揃えて将軍への報告・連絡・相談の確固たる仕組みを作り、政権を260余年継続させるに至りました。

豊臣政権、江戸幕府いずれにおいても最終的には盛者必衰となりましたが、20年で終わるか260年も続くかは大きな差で、現代に置き換えてみると10年どころか1年でも見通しが不明の中、適者として生存できるかどうかは、トップと二人三脚で歩む名参謀が存在し辣腕を揮っているかどうかにかかっています。

 

2.現代における名参謀

 

 本日現在、東京証券取引所第一部に上場しているような大企業と呼ばれる企業でも、最初から大企業であったのではなく須く皆中小企業・ベンチャー企業からスタートしました。その中でも特に車・オートバイで世界ブランドとなった本田技研工業は、本田宗一郎という根っからの研究者・開発者である創業者が注目を浴びるところですが、本田宗一郎は藤沢武夫という最強のCFOを参謀に据え、二人三脚でHONDAを世界ブランドに育て上げました。

また近いところでは、2012年にソニーのCEOに就任した平井一夫は、この直前の外国人CEOの下で過去最大の赤字を計上した謂わば沈没寸前の企業グループを任され、舵取りを担うことになりましたが、ここで吉田憲一郎という参謀を得てソニー再生を成し遂げました。

経営の最終判断は勿論CEOが行わなければなりませんが、CEOに必要な情報を提供し、CEOの戦略に沿って行動し、ときにCEOに苦言を呈して裸の王様にしない、真の忠義の参謀がいるかどうかが、企業が成長できるか否かの基本的な要件といっても過言ではありません。

 

3.サンライトコンサルティングが何故CFOセミナーをおこなうのか?

 

 私、代表の重見は、四半世紀にわたりIPO支援に従事してまいりましたが、ご支援する企業はIPOがゴールではなく、IPOの先の半永久的に成長できる企業になって頂くためにご支援する、ということが一貫したビジョンです。

企業はいつのステージでも成長に向かって考えなければなりません。何故なら、IPO後でも成長する企業には、人材が就職希望、取引希望など様々な形で集まり、そしてその企業の本社所在地ではその企業の法人税と関係者の所得税・住民税という形で地域にも利益還元される、まさにその企業の成長こそCSR(企業の社会的責任)そのものとなるからです。

従って、IPOをゴールに設定し、その後の成長ビジョンを考えていない企業は、IPOしてはいけません。

これまで10社のIPO達成に携わって参りましたが、ご支援先としては同じ数のIPOを断念した企業にも残念ながら関与してまいりました。IPOできた会社とできなかった会社の違いは何か?それは売上高が5億、10億と伸びてくる過程で名参謀が首脳陣に入り、CEOが参謀と理念・ビジョン・戦略を共有し、情報を収集し、ときに苦言を真摯に受け止める度量があったかどうか、ここが一番大きなポイントでした。

参謀はすなわち殆どの会社ではCFOとなります。我が社ではありきたりのCFOセミナーはおこないません。またCFO養成が目的とするところでもありません。

我が社は「第二の藤沢武夫」を送り出し、そのCFOCEOと二人三脚で汗を流すことによって企業の成長・発展に寄与することが一番の目的です。

単に知識をつけるだけのセミナーでしたら我が社以外のセミナーでも十分に学べます。我が社のCFOセミナーは、繰り返しとなりますが、受講する少しでも多くの方に「藤沢武夫」になって頂き、その結果として所属企業が成長するために開講します。

そのために、

  • 講師陣に、各分野の最前線のプロフェッショナルを布陣し、単に講師から学ぶだけではなく、セミナー修了後も講師陣とネットワークを築いて常に最新・最高の情報を得られる場を作ります

  • 座学だけではなく、講義中にチャットを通じてリアルタイムで講師陣とコミュニケーションを取れる仕組みを提供します

  • 一連のセミナー分野修了後、修了テストを実施し、内容の理解の程度を我が社が確認し、高いレベルのCFOを企業に還元します

  • セミナーは一コマ2時間×全50回とハードスケジュールになりますが、学習内容は他のセミナーの追随を許さない最強のコンテンツを体得して頂きます。

 

1.既上場企業またはIPO準備段階の企業で、社内からCFO候補を育成したい企業の皆様

是非CFO候補の方に我が社のセミナーで受講させてください。また、候補者がおられない場合は、サンライトコンサルティングCFOセミナー修了者の採用を是非ご検討ください。

今後コロナウイルスの影響でマクロ経済は不況となることが想定される中、今こそ松下幸之助の不況心得十箇条を実践するときです。

第一条 「不況またよし」と考える 

第二条 原点に返って、志を堅持する 

第三条 再点検して、自らの力を正しくつかむ 

第四条 不退転の覚悟で取り組む 

第五条 旧来の慣習、慣行、常識を打ち破る 

第六条 時には一服して待つ 

第七条 人材育成に力を注ぐ 

第八条 「責任は我にあり」の自覚を 

第九条 打てば響く組織づくりを進める 

第十条 日頃からなすべきをなしておく

   

  2.CFOとして転職したい方

成長企業にかけがえのない人材となることを目指して頂きます。是非、「第二の藤沢武夫」を目指してサンライトコンサルティングCFOセミナーで知見とネットワークを体得してください。

サンライトコンサルティングCFOセミナーの詳細はこちらからご覧ください。

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